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クラシック音楽を愉しむ

作曲家や曲の紹介、ピアノ奏法の分析等。時代やジャンルにとらわれず、多様な作曲家や音楽を聴き、弾き、語ります。より多くの人に、より多くの作品と作曲家を広める事を目的として綴ります。

メトネル 人物と作品

マイナー作曲家の紹介 作品の紹介 作曲家の紹介 ロシア人作曲家 ロシアの音楽

ニコライ・メトネルというロシアの作曲家を紹介します。

ややマイナーではありますが、マイナー作曲家と言われる範囲では有名な方でしょう。

1880年生まれ。時代的にも技法的にも近代と言えますが、聴きやすく、ちょっと複雑なロマン派といった雰囲気の作曲家です。

自身がピアニストだった影響か、ピアノの作品が多くを占めます。

ロシア人の音楽らしい哀愁のある旋律や、高度な技巧を要求される割に弾きやすい事が特徴でしょうか。ブラームスシューマンのような無茶がほとんどありません。 そんなロシアの曲が好きな方はメトネルの曲も好きになると思います。

一度聴いて引き込まれるような分かりやすさはありませんが、何度も聴いているとその良さが次第に分かってくると思います。一度聴いて、よくわからなくても、2回か3回くらい繰り返し聴いてみる事をお勧めします。

 

彼の有名な曲と言えばこれでしょう。2つのおとぎ話 op.20です。


Hamelin plays Medtner - 2 Fairy Tales, op. 20 Audio + Sheet music

 

1曲目はいかにもロシアらしい美しい旋律、近代風の和声と、ロマン派に近い聴きやすさが特徴的です。

2曲目は半音階や全音音階を使った少し不思議な響き、何度も繰り返される低音の下降音型が楽曲の全体を支配しています。

この2曲はメトネルの特徴を良く反映した楽曲です。この2曲を聴いて、別記事で紹介するピアノソナタに目を通せば、メトネルがどのような作曲家なのかあるていど分かると思います。

1曲目は、このアムランの演奏が一番良いと感じるのですが、2曲目はベレゾフスキーの演奏がおすすめです。先程の物と比べるとやや軽めの演奏です。もちろん、ベレゾフスキーの1曲目も聞き応えがあるので、是非一度聴いていただきたい。

 

Contes & Poemes

Contes & Poemes

 

ピアノ曲と歌曲を録音したアルバムです。

小曲が沢山録音されているので、ソナタ全集等を持っている方も曲の被りが少ないと思います。

 

 

今回は人物と作品という事で、作品の紹介は少なめにしましたが、協奏曲やピアノソナタなど良い作品が沢山あります。

またすぐにピアノソナタの紹介記事を書きますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。